ダーツとかよくわからないけどぬいぐるみを型紙から作ってみた〜裁縫編
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はじめに
初心者がぬいぐるみを型紙から作ってみた、裁縫編です。
以下の型紙編を読んでからこの記事を読んでいただけると嬉しいです。
ペンギンのぬいぐるみを作ります。
用意したもの
- 生地
- フェルト(口、足用)
- 刺繍糸(目用)
- 綿
- チャコペン
- 転写シール
- 手芸用ボンド
- 針と糸、ハサミ
生地は以前ぬいぐるみを制作した時に使用したものと同様のものを使用しました。
用意したものについては手順の項目で具体的に記載しているのでよかったら参考にしてください。
手順
大まかな手順は以下の通りです。
型紙については前回の記事に書いたので、型紙をもとに布を裁断、縫って仕上げていきます
- 型紙を生地に写す
- 顔の刺繍をする
- 生地を裁断する
- 頭パーツを縫う ※布の表面が内側になるように縫う(手順6~7も同様)
- 転写シールやチャコペンで描いた線を水で落とす
- 体パーツを縫う
- 頭パーツと体パーツを縫い合わせる。あとで表に返せるよう一部縫わずに残しておく
- 表に返して綿を入れ、返し口を縫う
型紙を布地に写す
型紙をチャコペンで生地(裏面)に写しました。
前回記事のとおり出来上がり線のみ生地に写しています。私のように横着せず、縫いしろを足すことをお勧めします。
以下のような水で消えるチャコペンを使用しました。
普段は自然に消えるチャコペンを使うことが多い(水で消す作業を省きたいため)のですが、今回は水に溶ける転写シールを使う予定だったので水で消えるタイプのチャコペンを使用しました。
水で消える(自然に消えない)タイプのチャコペンは長時間、長期間に少しずつ作業を進める場合に使うことが多いです。布が黒など濃い色の場合も水で消える白チャコペンを使用しています。
最初は水で消えるチャコペン、自然に消えるチャコペンのどちらを買えばいいかわからなかったので、以下のようなツインタイプを購入しました。どちらも使えて便利。
顔の刺繍をする・頭パーツを縫う
目の部分だけ刺繍しました。刺繍枠を使いたかったので、この時点では布は裁断していません。
刺繍する箇所を以下のような転写シールを使用して写しました。
毛足のある生地の場合は転写シールを使ったほうが刺繍しやすいと思います。
目を刺繍後、転写シールを溶かす…のですが、水で消えるチャコペンもまとめて落としたい!と思い、頭パーツを縫い合わせてからまとめて水(ぬるま湯)につけました。
その結果。
白い布に濃い赤の刺繍糸の色が移りました。
まとめて水につけて楽しよう!と思ってやった結果、洗ってまた乾かすという作業が増えました。
乾かす前によくタオルで水気をとる、平面の状態で乾かせば布に色が移ることはないと思います。
洗って乾かした後に撮った写真。
帽子みたいだったのでほかのぬいぐるみに被せて遊びました
体パーツを縫う
体パーツを縫います。
以下の漫画では表面を描いていますが、縫うときは布の表面と表面を合わせて縫います。「中表」というそうです。
(頭パーツの項目では書いていませんが同様に中表で縫っています。)
出来上がり線をもとにひたすら縫っていきました。
その結果。
それぞれの布の出来上がり線がズレていました。
仕方ないのでひと針縫うごとに出来上がり線がズレていないか確認しながら縫い進めました。横着した結果面倒なことになりました。
体パーツを縫うときにフェルトで切った足も挟み込んで縫いました。
頭パーツと体パーツを縫い合わせる
頭と体それぞれができたので縫い合わせます。
縫い合わせる前に、羽パーツを作成しました。
羽は体と同じ黒い生地を羽の形に4枚切り、2枚で1セットとして裏面と裏面をボンドで接着して作りました。
羽パーツを体パーツに仮縫いしてから頭パーツと体パーツを縫い合わせました。
このときも中表で縫っています。
表面に返すために背中のあたりは縫わずに残しました。(「返し口」といいます)
表に返して綿を入れ、返し口を縫う
返し口から表に返して中に綿を詰めます。綿は結構多めに入れました。
綿を詰めたら返し口をコの字縫いして…
完成!!
しっぽも一応あります。
かわいいペンギン(作り手の愛着込み)のぬいぐるみを型紙から作ることができました!!!!
ぬいぐるみを型紙から作るなんて難しそう、大変そうと思っていましたが、思っていたより手軽にできた!という印象です。作るものの形が単純だったのもあるかもしれない。
また、楽をしようと横着した結果、後でより面倒になる ということを学べました。
反省点もありますが、とても楽しい作業でした!!
この記事を読んで少しでもぬいぐるみ作りに挑戦してみたい、参考になったと思っていただけたら嬉しいです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!